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12件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2009-07-09 第171回国会 参議院 厚生労働委員会 第24号

神経学的にそれが研究が進み、植物状態とは違う、大脳死とも違う、脳幹死とも違う脳の病態のある意味発見だったわけですね。それで、その状態はどうも不可逆的である、つまり回復しない。この病態は決して回復しないでやがて死に至る、そういう病態を発見したんですね。ここに臓器提供の意思があれば、現状では移植でしか助けられない方の命を救える可能性がある。

足立信也

2000-11-08 第150回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

つまり、脳死、大脳死とするか、脳幹死とするか、あるいは人の死かどうかという議論をして、専門家が煮詰めていったときに、なかなか結論が出なかった。最終的に出した結論は何だったかといいますと、その脳死の方の体を臓器移植に使える場合に限って脳死と認める。これはとんでもない話です。これは一番やってはいけない判断をやってしまったというふうに私は思っております。  

津川祥吾

1997-06-02 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第4号

したがいまして、当然この判定基準竹内基準に基づいて行うわけでございますが、この竹内基準の中におきましても、いわゆる脳幹死すなわち医師の観察によって判断されるものと、それから無呼吸テスト等の一定の侵襲性を伴い慎重に行わなければならない検査と、この二つの組み合わせによって成り立っております。

五島正規

1997-06-02 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第4号

衆議院議員五島正規君) 竹内基準の中で、無呼吸テストにつきましては、他の必要ないわゆる脳幹死を示す所見ですね、対光反射深部反射等々の消失といった、そういうふうな医学所見が全部そろった、通常でいうところの脳幹死状態が確認された段階においてこの無呼吸テストは実施すべきであると考えております。

五島正規

1997-05-26 第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第3号

イギリス脳幹死ですが法律はございません。オーストラリアは脳幹死法律がございます。スウェーデンもデンマークも全脳死法律がございます。ドイツは全脳死で法の制定はございません。ベルギーは全脳死法制定が一九八六年に行われております。オランダは法制定はございませんが移植をやっております。フランス、イタリアも制定をいたしております。

中山太郎

1997-04-15 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第16号

そして、お尋ねの無呼吸テストでございますが、この竹内基準脳死判定をするという段階におきましては、既に三徴候死の中でもお話しされておりまして御承知のように、瞳孔の散大とかあるいは対光反射消失といった脳幹死状態というものが臨床的に十分監視された状態において行われることになります。

五島正規

1997-03-25 第140回国会 衆議院 厚生委員会 第8号

その意味におきましても、ただいま議論でございます脳死も、あるいは脳幹死も、あえて言えば、現在皆さんが強調しておられますような心臓死というものも、ある一体のものと考えるべきではないかと思います。その点は、先ほど先生がおっしゃいましたのは、イギリスがどちらかというと脳幹死をもって死とするという国の考え方にのっとった教授の発言ではないかと思います。

桧田仁

1995-11-08 第134回国会 衆議院 厚生委員会 第3号

脳幹死説もあるわけです。それから最近では新皮質死、新皮質が死んでおれば人はもう死なのだ。ネゴシエーションができない人はもう死であるのだという考え方で、医療の恩恵を与えないで済まそうというような政策が出てきていることは御承知と思います。  つまり、脳死論議のときに昔から言われているのは、滑りやすい坂道という言葉があります。

加藤良夫

1989-11-28 第116回国会 参議院 内閣委員会 第3号

英国だけが少し、あれは脳幹死という立場をとっておりますので脳波なんかございませんし、違うんですが、全脳死をとっている医療機関基準というのはほぼ共通しておりまして、非常にディテールな、何時間観察するかとか、あるいは聴性脳幹反応を見るとか、非常に附帯的な条件で若干の相違があるだけで、基本的にはほぼ一致しているのではないかと思います。

垂井清一郎

1989-11-16 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

脳死ということに関して先ほども御意見を述べられましたが、全脳死とするのか脳幹死とするのか、どの辺がポイントなのかその辺ちょっとわかりませんが、脳死に関してもうちょっと突っ込んだ、専門的なことになると思いますけれども、もう一度御説明いただければありがたいと思います。

竹内勝彦

1989-11-16 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

○鎌田参考人 脳幹死か全脳死かというのは、イギリスが一番先鋭的に脳死というのは脳幹死をもって脳死とすべきであるという結論を明確に出しています。というのは、ファンクショナルな死であるということをイギリスはきっちりととらえているからです。脳幹死というのは、すなわち呼吸停止なわけです。それで、脳死というのはいずれにしても非常にソフィスティケーテッドな、すなわち非常に管理された死であるわけです。

鎌田直司

1989-11-16 第116回国会 衆議院 内閣委員会 第2号

斉藤参考人 ただいまの御質問は、脳死という場合に全脳死脳幹死か、こういう御質問でございますが、私は医学専門家でございませんので、むしろ鎌田先生からお話しいただいた方がよろしいかと存じます。  ただ、私たちは、さしあたって全脳死という考え方をとっているわけでございます。今、脳幹死と全脳死との違いというのはこういう場合に生ずると聞いております。

斉藤誠二

1985-12-10 第103回国会 参議院 社会労働委員会 第4号

逆に脳幹死といいますのは、この脳幹部が機能をしていないという状態でありまして、したがいまして残っている部分、大脳とか小脳という部分には触れていないわけであります。イギリスなどで、脳幹死の概念が脳死にとってかわって出てまいったわけでありますけれども、これは、脳幹死もやがて全脳死至り心停止に至るという事実から、脳幹死をもって脳死と考えているわけであります。  以上であります。

竹内一夫

1985-03-26 第102回国会 参議院 法務委員会 第3号

私も素人でよくわかりませんが、脳死と一口に言いましても、脳幹死をもって言うのか、また別の定義があるのか、脳死そのものについての定義がまだ定かでないというふうに考えておりますし、さらにその脳死判定基準、これ、どういうふうな場合に脳死判定できるのか、外からの検査を総合して決めるしかないわけでございますから、それについても学会等でいろいろな説がなされておるようでございます。  

筧榮一

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